化石男ヒトデンジャー(『仮面ライダー』第18話)

あらすじ

ショッカーは霧ヶ岳の山奥に地下ミサイル基地を建造していた。登山に訪れた兄弟が偶然この基地を発見してしまい、兄はヒトデの怪人(ヒトデンジャー)に捕らわれ、弟は一人逃れてきたところを隼人に保護される。

一方で滝もまた、FBI本部がキャッチした怪電波を追って霧ヶ岳入りし、ショッカーの基地を発見するも、ヒトデンジャーに見つかり襲われる。ライダーが救出に入るも、ライダーキックも通用しないヒトデンジャーの前に、二人揃って滝壺に落とされてしまう。

滝は急遽入山してきた藤兵衛と合流し、ショッカーの隙をうかがいつつ隼人の安否を探るが、再びヒトデンジャーに見つかり囚われの身となってしまった。しかし、二人が放り込まれた牢獄には、ヒトデンジャーにさらわれていた兄弟の兄と、一足先に変装して捕らわれる形で潜入していた隼人がいた。

隼人達は喧嘩騒ぎを起こして戦闘員を呼び込んで逆襲する策略で牢獄を脱出し、さらに戦闘員に変装してミサイル基地を探索・壊滅させることに成功した。

仮面ライダーの前に立ち塞がる怒りのヒトデンジャー。ライダーキックも通用しない頑丈さを誇るヒトデンジャーの弱点とは?

解説

今回のヒトデンジャーは、「ヒトデの改造人間」と言うよりは、「ヒトデの化石の改造人間」。ヒトデというよりも化石の特性を持つ怪人です。そのため皮膚は岩のように硬く、ライダーキックも含む、ライダーの攻撃のほとんどを平然と跳ね返す頑丈さがウリです。事実、Aパートではライダーは為す術もなく一方的にやられています。その圧倒ぶりは、ゲバコンドルやトカゲロンなどの比ではありません。

一文字ライダーになってから、Aパートでは怪人に圧倒されるケースが目立つ気がしますね。前回のピラザウルスもそうでしたし。

冒頭でヒトデンジャーに捕らわれる登山者兄弟の兄は、正真正銘のタダの一般人ですが、なかなかに勇ましい人物。ミサイルによる世界征服企てるショッカーの計画を聞かされても、ひるむどころか両腕を縛られた状態で「お前達は悪魔か!」と激高してヒトデンジャーに突っかかろうとしたり、隼人達と一緒になって戦闘員をおびき出して逆襲し、戦闘員に変装して脱出を試みたりもします。ショッカーに痛めつけられた一般人が、ひるむこと無く逆にショッカーに牙を剥くその様は、なかなか見ていて痛快です。

脚本:滝沢真里
監督:山田稔

第17話「リングの死闘 倒せ!ピラザウルス」第19話「怪人カニバブラー_北海道に現る」
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