仮面ライダーストロンガー

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仮面ライダーストロンガー・城茂は、自ら進んで改造手術を受けて電気人間となり、日本の平和と正義を守るため、世界征服を狙う悪の組織ブラックサタンを倒すべく、敢然と立ち上がった!!

  • 放映期間
    • 1975年4月~12月
  • 主演
    • 荒木茂

エピソードリスト

No.タイトル脚本監督備考
1おれは電気人間ストロンガー!!
2ストロンガーとタックルの秘密!
3スリラーハウスが子供を呼ぶ!!
4悪魔のオートバイ暴走作戦!!
5ブラック・サタンの学校給食!?
6先生に化けたクラゲ奇械人!
7ライダー大逆転!!
8溶けるなライダー!とどめの電キック!!
9悪魔の音楽隊がやってきた!!
10恐怖のガンマー虫!人間を狙う!!
11カメレオーン!悪魔のフィルム!?
12決闘!!ストロンガーの墓場!?
13一ツ目タイタン!最後の逆襲!!
14謎の大幹部 シャドウ出現!
15死を呼ぶシャドウのトランプ!!
16吸血ブブンガー 悪魔のプレゼント
17怪談 悪魔の復活祭
18怪談 底なし沼
19怪談 呪われた古城!
20恐怖の大砂漠!二人の藤兵衛!?
21鮫ヶ島 海中大決戦!
2212時00分 ライダー死刑!?
23地底王国の魔王!!
24怪奇!無人電車が走る!
25死ぬな!!電気椅子の城茂
26見た!!大首領の正体!!
27改造魔人!デルザー軍団現る!!
28あ!ストロンガーがこなごなに…!?
29魔女怪人ケイト 血ののろい!
30さようならタックル!最後の活躍!!
31ストロンガー大改造!!
32必殺!超電三段キック!!
33ストロンガー 満月に死す!?
34ヘビ女の吸血地獄!
35帰って来た男!その名はV3!!
36三人ライダー対強力デルザー軍団
37ライダー捕わる!デルザー万歳!!
38出現!ライダー1号2号!!
39さようなら!栄光の7人ライダー

解説

前作「仮面ライダーアマゾン」は、当初、「怪奇アクション」というシリーズの原点回帰を意識しつつ、独特の世界観を作り上げてましたが、あまりに独特すぎてメインの視聴者に受け容れられず、結局は従来路線に回帰することになりました。前々作「仮面ライダーX」でも、まったく新しい世界観を作り上げようとしたものの色々あって頓挫し、結局従来路線に回帰しています。

その反省もあったのか、本作「仮面ライダーストロンガー」は、同じ原点回帰でも、ヒーロ番組としての原点回帰を目指したような作風になっています。

どこからともなく颯爽と現れては、徹底的な強さを以て怪人達をバッタバッタとなぎ倒していくライダー。画面に花を添えるパートナーの女性戦士。悪の組織の内紛。主人公はいわゆる「改造人間としての苦悩」的な物とは比較的無縁で、とにもかくにもヒーロー番組としての明快さ、爽快さを重視した番組作りがされているように思います。後半になると敵組織がグレードアップし、ライダーが苦戦する場面も増えパートナーも斃れるなど、ドラマ性も織り込んできます。

今見返しても、番組全体を通したわかりやすさ、楽しさという点ではシリーズでも屈指であり、理屈抜きで楽しみながら鑑賞できる、個人的にはシリーズ中でも上位にランク付けしたい作品と言えます。

しかし、「仮面ライダーX」から続くシリーズとしての低調傾向に歯止めはかからず、視聴率は苦戦続き。結局、当初の予定を大幅に早め、全39話での打ち切りを決定。約4年間続いた仮面ライダーシリーズとしても、いったんここでピリオドを打つことになりました。

シリーズとしての最後を飾るにふさわしく、最後では1号からアマゾンまでの歴代ライダー達が素顔で共演する演出も用意され、さらには歴代の悪の組織達が実は同一の存在によって率いられていたという設定も付加されます。ちなみに、本郷猛(仮面ライダー1号)、アマゾンが素顔でシリーズ他作品に客演しているのはここだけです(初代作の直接的な続編である「V3」は除外)。

蛇足ではありますが、本作品の企画には「5人の仮面ライダーが登場し活躍する」という没案もありました。その没案は本作品とは別に練り直され、「秘密戦隊ゴレンジャー」として日の目を見ています。

主な登場人物

城茂(演:荒木茂)

「じょう しげる」と読む。

ブラックサタンの手により殺された城南大学時代の親友、沼田五郎の仇を討つべく、自らブラックサタンの改造手術を受け「改造電気人間」となり、脱走。その後は、仮面ライダーストロンガーを名乗り、ブラックサタンの壊滅を悲願として戦い続ける。

デルザー軍団の出現後は、元ブラックサタンの正木博士による再改造手術を受け、「改造超電子人間」として進化する。

その両手は常に電流が流れるコイルアームになっており、普段は絶縁体の手袋で隠している。両手を接触させて摩擦電気を起こすことでストロンガーに変身するほか、変身前でもある程度「改造電気人間」としての能力を行使できる。

岬ユリ子(演:岡崎京子)

兄の守と共にブラックサタンに攫われて改造手術を受けた「改造電波人間」。「電波人間タックル」に変身する能力を持つ。脳改造前にストロンガーによって救出され、以後ストロンガーとともにブラックサタンと戦う。

戦闘力はさほど高くなく、奇械人にはほぼ歯が立たず、戦闘員相手に後れを取ることも少なくない。

第30話で、ドクターケイトに捨て身の自爆技「ウルトラサイクロン」を浴びせ、勝利と引き替えに命を落とす。

立花藤兵衛(演:小林昭二)

第3話から登場。新しいオートレーサーの候補を探して各地を放浪しており、その過程でブラックサタンの存在を知り茂達に協力する。

タイタン(演:浜田晃)

第1~13話、および第17~23話に登場。ブラックサタン初代大幹部。体内のマグマをエネルギー源とする「改造火の玉人間」。

冷徹かつ目的合理的な性格で、任務のためには部下の命を平然と捨駒にする一方で、時には自らを囮役とすることも厭わない。

第13話でストロンガーとの戦いに敗れ一度は落命するが、第17話で「百目タイタン」となって復活。新たな大幹部ジェネラルシャドウと反目しあうが、第23話にて再びストロンガーの前に敗死する。

ジェネラルシャドウ(声:柴田秀勝)

第14~第38話に登場。ストロンガーに敗れたタイタンに代わり、ブラックサタンの大首領が魔の国から呼び寄せた二代目大幹部。

生粋のブラックサタンではない「雇われ大幹部」。自身の任務をストロンガーを倒すことと定義し、それ以外の任務については背を向けることも少なくなく、その出自の件もあって大首領の信頼は薄い。タイタンの復活、デッドライオンの招聘で自身が完全に大首領に疎まれていることを悟り造反。ブラックサタンを壊滅に追い込み、新たに魔の国から仲間の改造魔人達を呼び寄せ、デルザー軍団を組織した。

メインの武器は細身の剣で、武人としての気骨を持ち、人質などの卑怯な作戦を好まない傾向がある。トランプを駆使した様々な技も使う。トランプ占いを好んで行い、その結果で行動を決めることも多い。

デッドライオン(声:辻村真人)

第24~26話に登場。百目タイタンの死後、大首領が日本へ呼び寄せたブラックサタンの「最高幹部」。唯一、大首領に謁見を許されている存在。ブラックサタンの最高機密が隠されている「サタンのペンダント」を大首領に下賜されている。

ブラックサタンのアジトに乗り込むストロンガーとの戦いの最中に突然姿を消し、その後の消息は不明。

ブラックサタン大首領

普段はその姿を見せること無く、声のみで部下に指令を発するブラックサタンの支配者。ブラックサタンの構成員は戦闘員から奇っ械人、大幹部に至るまで、サタン虫をコアとして存在しているが、それらのサタン虫を総括する巨大サタン虫がその正体。

第26話でストロンガーに倒され、ブラックサタンは滅びる。

岩石大首領

第39話に登場。デルザー軍団の真の支配者で、奇厳山の人面岩から姿を現した身長数十メートルの岩石巨人。その実体は、巨大な体内に潜んでいた「一つ目の巨大脳髄」。7人ライダーに体内への侵入を許した後、「地球を捨てて宇宙の果てに帰る」と言い残して自爆。

ショッカーからブラックサタンに至るまで、歴代の組織を支配していたと自称している。

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