鋼鉄怪人アルマジロング(『仮面ライダー』第33話)

あらすじ

ショッカーがブラジル支部から呼び寄せた改造人間・アルマジロング。全身覆うウロコは鋼鉄の強度に匹敵し、必殺の「弾丸スクリューボール」は山小屋一つを木っ端みじんに爆破する威力を誇る。その破壊力を以て、ゾル大佐は東京と大阪のガスタンクを破壊、爆発させて火の海にするという作戦を計画していた。しかし、「先に邪魔者の仮面ライダーを始末するのだ」という首領の鶴の一声で、最初のターゲットを仮面ライダーに変更した。

アルマジロングはユリと、ユリに空手を教わっていたススム少年を誘拐。異変に気づいた滝が、ユリの落としていったメダルを辿って来た滝もまた、アルマジロングらに待ち伏せ襲撃される。そのアルマジロングに家族を殺され、仇を打たんとブラジルから追ってきた日系人の女性・コニー山田、そして遅れてやってきたライダーの三人がかりで応戦するが、アルマジロングは強く、ライダーを一蹴して崖の下に突き落とす。

滝と山田もまたゾル大佐の罠にかかって囚われの身となってしまった。ショッカーの招待状を受け取り、滝たちを助けようとした藤兵衛もろとも、処刑されようとしていた。

満身創痍で立花レーシングクラブに戻ってきた隼人は、藤兵衛あての招待状を発見して滝たちが処刑されようとしていることを知る。急いで現場へ急行するが…果たして間に合うのか?そして、強敵アルマジロングに勝つことができるのか?

解説

アルマジロング

今回の怪人は本編では「アルマジロング」と故障されていますが、オープニングのクレジットでは「アルマジロ」と記されてますね。

あと、タイトルコールが明らかに中江真司の声ではありません。誰だこれは。

今回のアルマジロングは圧倒的な破壊力と防御力でAパートでもBパートでもライダーを圧倒。文字通りライダーは手も足も出せず一蹴されます。その圧倒ぶりはアリガバリやゲバコンドルをも上回るかもしれません。

結局たまたま最後のもみ合いの中で腹が弱点だと言うことが露呈し、最後もライダーキックを腹に食らって爆死しましたが、たまたまライダーのパンチが腹にあたってなければ勝ち目は無かったでしょうね。

やっぱ、首領は変な色気を出さずにゾル大佐の方針通り、石油タンクの爆破作戦を優先すべきだったでしょうね。仮面ライダーを倒すのは作戦としては比較的リスクが高いわけで、「アルマジロングの能力を持ってすればたやすい」と考えるのならば、そのたやすい方から先に片付けるべきですよね。

謎過ぎる女 コニー山田

まあ、そんな些細なツッコミどころも全てどうでもいいものにしてしまったのが、コニー山田役の女優の超大根演技&台詞スーパー棒読みです。残念ながら子役だってもうちょっとうまくやるよ、ってくらいの学芸会(今は「学習発表会」って言うんでしたっけ?)レベルの演技。本職の女優じゃない人なんですかね?

まあ、役者の演技以外にもアルマジロングに敗れて岩の下敷きになった隼人を放置して立ち去ってしまったりなど、いろいろな意味でおかしいです、この人。

脚本:島田真之
監督:田口勝彦

第32話「人喰い花ドクダリアン」第34話「日本危うし!ガマギラーの侵入」
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