あらすじ
ショッカーはニューギニアから運び込んだ毒花から猛毒の毒薬を生成し、それを霧状にして空から散布して都市の人間を虐殺する「毒薬スモッグ作戦」を企てていた。毒薬の生成には手先の器用さが必要となるため、ニューギニアで200年の時を経た人喰い花から作り上げた怪人ドクダリアンを使い、女性達を誘拐していた。
隼人達は、失踪した女性が花を買い求めていた花屋に、マリとユリを送り込むが、その素性は店主に化けていたドクダリアンに既に露見しており、二人は毒薬生成現場に送り込まれてしまう。
マリ達を見失った隼人達は、公園で変装しつつ身を潜め、ショッカーの動きを伺い、ついにアジトの入り口を突き止める。隼人が先行して潜入したが、女性達の救出には成功するものの、自身はゾル大佐の罠にはまり、囚われの身となってしまった。
ドクダリアンは滝と藤兵衛の前に現れ、二人を隼人の元へ連れて行こうと提案する。敢えてその誘いに乗った二人が連れてこられたところで見たものは、磔台に固定され、今にも火あぶりにされようとしている隼人の姿だった。
解説
アジトの中でライダーともみあうなかで、ゾル大佐の帽子が脱げた割と貴重な姿が拝めます。いいなぁ…髪フサフサで(ぉぃ
今回は滝と藤兵衛が圧巻の戦闘技術を披露。なんと、両腕を拘束されお互いが鎖でつながれた状態で、その鎖を逆に利用して戦闘員やドクダリアンを引き倒したばかりか、襲いかかる戦闘員達には脚だけで応戦。磔台に拘束されている隼人を、鎖を使って磔台ごと倒し、腕を拘束する鎖は脚で蹴り飛ばす。
もうむちゃくちゃな戦闘力です。これライダーいらんのと違う?
最後、ドクダリアンはライダーキックなどの必殺技を食らうでもなく、火の中に投げ込まれて倒れます。植物怪人なので火には弱いということでしょうか。
脚本:滝沢真里
監督:折田至